【観光】入国のとき空港で使える中学英語&知っ得ポイントと注意点

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空港に到着すると、入国審査→荷物受取→税関→入国の順に進みます。

入国審査官と英語で会話するのは少し緊張しそうですね。聞かれることを知っておけば、簡単な英語でバッチリ対応できますので、ご安心を!審査官が知りたいのは、入国して問題ない人物かどうかです。ニヤニヤあいまいな返事をすると不審に思われかねません。落ち着いて、聞かれたことにハッキリ答えれば大丈夫です。

1.入国審査を受けるとき

空港に到着したら、Immigration (入国管理)または Passport Control(入国審査)の表示を目指して入国審査へ。Nonresidents(非居住者)または Foreign Passport(外国人)の表示の列に並びます。

審査を受けるときには、パスポートや入国カード、(必要ならビザ)、帰りの航空券(または予約証明書)などをすぐに出せるように準備しておきましょう。入国カードやビザは、国によっては不要です。(渡航が決まったら、早めに確認しておきましょう。)

1-1 パスポートを見せる

パスポートの他に、入国カード、ビザなどが必要な場合には一緒に出します。

審査官
「こんにちは、パスポートを見せてください。」
Hello, may I see your passport?
あなた
「はい、これです。」
Yes, here it is.
あなた
「わたしのパスポートです。」
Here is my passport.
Here is ~は、相手にさあ、どうぞと差し出すときに使います。
審査官
「最終目的地はここですか?」
Is this your final destination?
あなた
「はい。」
Yes.
あなた
「いいえ、乗り継ぎです。」
No, just transit.
審査官
「この国は初めてですか?」
Is this your first visit here?
あなた
「はい、そうです。」
Yes, it is.
あなた
「いいえ、23回来ています。」
No, a few times.
a few times は少ない回数のイメージです。回数の多さは、a few<several<many
a few times の言いかえ表現
「何度か」 several times
「たくさん」many
回」  twice
回」  three times

1-2 滞在目的、期間、滞在先を英語で言う

必ず聞かれるのが、入国の目的、滞在期間、滞在先です。答えられるように、準備しておきましょう。

1-2-1 目的

審査官
「滞在の目的は何ですか?」
What’s the purpose of your visit?
あなた
「観光です。」
Sightseeing.
sightseeing の言いかえ表現
「休暇です。」 Vacation
「友人を訪問します。」 Visiting my friend
「仕事です。」  On business
「勉強です。」 Studying
「~への乗り継ぎです。」transit to ~ (London などの場所名を入れます。)

1-2-2 期間

審査官
「滞在期間は?」
How long are you staying?
How many days~?と聞かれることもあります。
あなた
1週間です。」
One week.
one week 言いかえ表現
週間」 two weeks
日間」 five days
「来週の木曜日までです。」until next Thursday

1-2-3 滞在先

審査官
「どこに滞在しますか?」
Where are you going to stay?
あなた
ABCホテルに滞在します。」
(I’m going to stay)at the ABC hotel.
the ABC hotel の言いかえ表現
「親戚の家」 my relative’s house
「友人の家」 my friend’s house

1-3 職業、同行者を英語で言う

1-3-1 職業

審査官
「職業は?」
What do you do? または What ‘s your occupation?
あなた
「会社員です。」
I’m an office worker.
*聞かれる場合もありますので、自分の仕事を英語で言えるように調べておくといいですね。
「定年退職者」 retired
「主婦」 a homemaker
「店員」 a store clerk
「公務員」a government employee
「農業」   a farmer

1-3-2 同行者

審査官
「誰と一緒に旅行されていますか?
Who are you traveling with?
あなた
「友人と一緒です。」
With my friends.
my friends の言いかえ表現
妻 wife
夫 husband
子供 children
家族 family
あなた
「一人旅です。」
I’m traveling alone.

1-4 所持金、帰りの航空券について答える

1-4-1 所持金

審査官
「お金はいくら持っていますか?」
How much money do you have?
あなた
「現金は1,000ドルと10万円持っています。」
I have a thousand dollars and one hundred thousand yen in cash.
*金額の言いかえ表現
500ドル」 five hundred dollars
1万円」     ten thousand yen

1-4-2 帰りの航空券

審査官
「帰りの航空券はお持ちですか?」
Do you have a return ticket?
あなた
「はい、これです。」
Yes, here you are.
*チケットの予約確認書やe-チケットのコピーを持参しておきましょう。入国審査が厳しい国では、帰りの航空券の証明がないと、入国できない場合もあるようです。
審査官
OK. 楽しい滞在を!」
OK, have a nice stay!
あなた
「ありがとう。」
Thanks.

1-5 指紋認証、カメラ撮影のとき

入国審査に指紋認証が必要な国もあります。アメリカ、中国、シンガポール、台湾、ほか。

審査官
「右手〈または 左手〉の親指をスクリーンの上に置いてください。」
Put your right〔または left〕thumb on the screen.
*「置く」は、putの ほかに place も使います。
your right thumb の言いかえ表現
「人差し指」 index finger
「右手の4本の指」 four fingers of your right hand
「左手」   left hand
審査官
「カメラを見てください。」
Look at the camera, please.
*撮影するときには、メガネや帽子は取ります。

1-6 飛行機内で入国カードに記入する

入国カードは不要の国もあります。必要な場合は機内で記入を済ましておきましょう。日本発の便で配られる入国カードには日本語の記載があります。

審査官
「入国審査の書類をください。」
Entry forms, please.
あなた
「入国カードの書き方を教えて下さい。」
Please tell me how to fill in the immigration card?

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

2-1 荷物受け取り場所を聞く

あなた
「手荷物受取所はどこですか?
Where is the baggage (claim) area?
あなた
123便に乗りました。
どの回転式コンベアに行けばいいですか?」
I was on flight 123.
Which baggage carousel should I go to?
審査官
5番の回転台に行ってください。」
Go to carousel number 5.
carousel は、荷物が出てくる回転台のことです。

2-2 荷物が見つからないとき

荷物が見つからないと心配ですし、そこで時間をムダにして、すぐに観光へ出発もできません。航空会社側のミス以外に、取り違えなどが起きないように、自分のカバンには、名札やベルト、ステッカーなど、ひと目でわかるような目印をつけておきましょう。

あなた
「わたしの荷物が見つかりません。」
I can’t find my baggage.
審査官
「どんなバッグか教えていただけますか?」
Could you describe your bag, please?
あなた
「大型のスーツケースで赤いベルトがついています。
色は茶色です。」
It’s a large suitcase with a red belt.
It’s is light brown.
*サイズや色の言いかえ表現
中型の medium-sized
小さな small
紺色  dark blue
あなた
「黒いボストンバッグで、わたしの名札がついています。」
It’s a black overnight bag with my name tag.
あなた
「見つかり次第、連絡をください。」
Please contact me as soon as you find it.
*(この住所の)ホテルへ送ってください deliver my baggage to the hotel (at this address)
*荷物が出てこなかったとき
利用した航空会社の係員に、手荷物引換証(baggage claim tag)、航空券、パスポートを見せて、荷物の形状や中身、全部の相当金額を申し出ます。見つかり次第、送ってもらえるように滞在場所と連絡先を伝えておきます。違う空港に届いてしまった場合には、数日かかることもあります。万が一、荷物が紛失・破損してしまった場合、補償限度額が決まっています。

3.税関検査(Customs)

税関では正直に申告することが大切です。持ち込めない物や、何に税金がかかるは、しっかり調べておきましょう。もし申告漏れが見つかって、虚偽申告したとみなされると、多額の罰金を課される場合もありますので、ご注意くださいね。

審査官
「何か申告する物はありますか?」
Do you have anything to declare?
あなた
「ありません。」
Nothing.
あなた
「はい、あります。」
Yes, I do.
審査官
「それには税金がかかります。」
You have to pay duty on it.
審査官
「スーツケースを開けてください。」
Please open your suitcase.
審査官
「これらは何ですか?」
What are these?
あなた
「身の回り品だけです。」
Personal belongings only.
または
These’re for my private use.

審査官
「果物か植物をお持ちですか?」
Do you have any fruits or plants?
審査官
「すみません、それらは持ち込めません。」
Sorry, you cannot bring them in.
審査官
「他に荷物はありますか?」
Do you have any other baggage?
あなた
「いいえ、これだけです。」
No, that’s all.

4.まとめ

入国審査で聞かれることは、大体同じですので、あらかじめ準備しておけば、心配はいりません。短い単語でも大丈夫ですので、聞かれたことにハッキリ答えましょう。イギリスやアメリカなど入国審査が厳しい国もありますが、不審に思われるような態度をとらなければ大丈夫です。税関検査でも同様です。もし英語で何を聞かれているのかわからなかったときには、Excuse me?(何ですか?)や、Could you say that again?(もう一度言ってください。)などと言って、落ち着いて確認してから答えればOKです。

入国したら、楽しい滞在が待っていますね!いろいろな観光を楽しんでください。

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